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最後の命 /中村文則

最後の命 (講談社文庫)

最後の命 (講談社文庫)

 

・形式

長篇小説
・収録話数

全三部
・初出

群像2007年2月号
・読了日

2017年6月14日
・読了媒体

最後の命(講談社文庫)
・感想メモ

 ※以下ネタバレ有のため反転。

 

読みながら村上春樹の『国境の南、太陽の西』を想起した。香里に関するシーン、とり

わけ主人公が病院に行ってオレンジの服の女を見るだけで香里に会わずに帰ってしまう

シーン(p145)など、香里が『国境の南~』のある登場人物と同じように幽霊的に感じ

られて仕方がなかった。深読みしすぎかなと読了し、その後読者メーターに登録するた

めにタイトルを確認したら「最後の命」だったので驚いた。香里が幽霊だとしたら、主

人公以外の名前のある登場人物はみんな亡くなってしまったことになるからだ。 ならば

『遮光』と共通点もあるが、読み過ぎ?(2017.6.14)